composer 作曲家

トンヨン市の国際現代音楽協会フェスティバル④

香港ニューミュージックアンサンブルの第二日目の演奏会が今日始まりました。最初の作品はブーレーズの「Dérive」。古臭い!今年亡くなった作曲家ですが、作曲家としては何十年間も見るべき仕事がなかったようです。
次の曲は本当に新しいものでした。アイルランド人
ニック・ロス氏の作品編成は、弦楽器オーケストラですが、演奏者は皆、落葉を置いたお盆を時々がカサカサ鳴らしていました。殆どの音符は自然倍音でした(すなわち、純正調を使った)。最後のジェスチャーとして、ヴィオラの演奏者が指揮者の前に椿の木を植えたのです。本当に清々しかったね。環境を守ろうというのはシンプルでフレッシュな概念ですが、音楽的には現代的、開放感な風合い(テキスチャ)を作っていたと思いました。
最後の作品も独創的なものでした。ハンガリー人の
Balázs Horváth氏はロシアの民謡に基づいたものでしたが、民謡本来の遊戯的な特質を失わずに、ものの見事に現代音楽になっていました。
香港ニューミュージックアンサンブルは、全フェスティバルの中で一番良いアンサンブルでした。素晴らしい現代音楽専門のヴィルトゥオーゾであり、もし東京へツアーで来るならわたしは絶対聞きたいと思います。